腰痛対策ができるオフィスチェア7選!おすすめの機能も紹介
長時間のデスクワークによる腰痛は、多くのビジネスパーソンが抱える共通の悩みです。
原因の多くは、体に合わない椅子や姿勢の崩れにあります。
そこで注目されているのが、腰への負担を軽減する機能を備えたオフィスチェアです。
ランバーサポートや座面スライド、背もたれ角度の調整機能など、適切なサポート機能を選ぶことで、腰痛の予防・改善が期待できます。
この記事では、腰痛対策に役立つオフィスチェアの機能一覧と、おすすめ製品をわかりやすく解説します。
腰痛を緩和したい人や、オフィスチェアの導入を検討している人は、参考にしてください。
目次
腰痛を事前に対策できるオフィスチェアの機能一覧
腰痛を予防するには、体を正しく支える機能を備えたオフィスチェアを選ぶことが大切です。
姿勢をサポートし、腰や背中への負担を分散するための機能を理解しておくと、購入時の判断に役立ちます。
代表的な機能をあげると、以下のとおりです。
腰痛を事前に対策できる代表的な機能
- ランバーサポート
- バックレストの角度調整
- 背もたれの前傾機能
- 背もたれの独立可動
- 座面高さ調整
- 座面スライド
- ヘッドレスト調整
- ロッキング強度調整
それぞれ詳しくまとめたので、気になる人は参考にしてください。
ランバーサポート
ランバーサポートは、背骨のS字カーブを自然に保つことで腰部を支える大切な機能です。
長時間のデスクワークでは、骨盤が後ろに傾き背中が丸まりやすくなりますが、ランバーサポートがあると腰を適度に押し出し、理想的な姿勢をキープできます。
とくに高さや奥行きを調整できるタイプなら、体格や座高に合わせて負担が少ない位置に設定できるのが特徴です。
素材にも注目するとよく、柔らかすぎるクッションは支えが弱く、硬すぎると違和感が生じます。
適度な反発力を持つランバーサポート付きチェアを選ぶことで、姿勢を安定させながら腰痛を予防し、長時間の作業を快適におこなえるでしょう。
バックレストの角度調整
バックレスト(背もたれ)の角度調整機能は、作業姿勢と休憩姿勢をバランスよく切り替えられる機能です。
人間の体は一定の姿勢を続けると筋肉がこわばり、血流が悪くなって腰痛を引き起こしやすくなります。
角度を自由に調整できるチェアなら、作業時は前傾、休憩時は後傾など、体の動きに合わせてサポートを変えられます。
とくに座面と背もたれが連動する「シンクロロッキング機構」搭載モデルは、自然な体重移動を実現できる点が魅力です。
姿勢を固定せず、こまめに角度を変えることで血流を促し、長時間の作業でも腰への負担を最小限に抑えられます。
背もたれの前傾機能
背もたれの前傾機能は、前かがみ姿勢を取る際に腰の支点を保つための機能です。
通常の椅子では、前のめりになると腰が浮き背中が丸まり、腰椎に大きな負担がかかります。
一方で前傾機能付きチェアは、背もたれが前方向に傾くことで腰を支えながら自然な姿勢を維持可能です。
とくに設計・デザイン・プログラミングなど、集中して前傾姿勢を取る作業に適しています。
また、背中全体を預けられるため、体幹の安定にも効果的です。
前傾角度を細かく調整できるモデルを選ぶと、作業効率を上げながら腰への負担を軽減できるでしょう。
背もたれの独立可動
背もたれの独立可動機能は、上背部と腰部をそれぞれ独立してサポートする構造を持つ機能です。
背骨の形状や動きに追従し、自然なカーブを維持することで体圧を均等に分散します。
姿勢を頻繁に変える人や、業務中に前傾・後傾を繰り返す人に、とくに有効です。
一体型の背もたれでは支えきれない微妙な姿勢変化にも対応でき、長時間でも疲労を感じにくくなります。
また、上半身の動きに合わせて腰部が適度に動くため、筋肉の緊張が和らぎ、血流の改善にもつながるでしょう。
体のラインに合わせて自然に可動する構造は、背中全体を包み込むように支えるため、作業中の安定感が高まります。
独立可動タイプのチェアは、リクライニングやロッキングとの連動性にも優れているものが多いため、快適性と機能性を両立したい人に適しています。
座面高さ調整
座面高さの調整機能は、体格や机の高さに合わせて自然な姿勢を取るための基本機能です。
座面が高すぎると太ももが圧迫され、低すぎると腰が沈み込んで骨盤が後傾し、いずれも腰痛の原因になります。
理想的な座面の高さは、座ったときにひざが直角に曲がり、足裏全体が床につく位置です。
ガス圧式昇降機構を備えたチェアなら、レバー操作でスムーズに調整でき、共有オフィスでも快適に使えます。
また、机の高さとのバランスも大切で、キーボード操作時に腕が水平になる高さが望ましいです。
正しい座面高さを維持することで骨盤が安定し、腰への余分な負荷を軽減できるでしょう。
座面スライド
座面スライド機能は、座面の前後位置を調整して体格や作業姿勢に合わせられる機能です。
座面が短すぎると太ももを十分に支えられず、腰で上半身を支えることになり、疲労や腰痛の原因となります。
逆に長すぎるとひざ裏を圧迫して血流を妨げ、脚のしびれやむくみを引き起こすことも少なくありません。
そこで、スライド機能を活用すれば、背もたれと腰の間にすき間ができにくく、自然なS字姿勢を保ちやすくなります。
また、座面スライドを正しく設定することで、骨盤が安定し、背中や肩への負担も軽減されます。
オフィスチェアを選ぶ際は、スライド幅や固定位置の段階数も確認し、自分の作業スタイルに合うモデルを選ぶと快適さが格段に向上するでしょう。
ヘッドレスト調整
ヘッドレスト調整機能は、首や肩の筋肉を支えて姿勢を安定させ、長時間の作業でも疲労を抑えるための大切な機能です。
高さや角度を細かく調整できるタイプを選ぶと、頭を自然な位置で支えられ、首や肩への負担を最小限に抑えられます。
とくにモニターを長時間見るデスクワークや、電話対応が多い職種では、首筋の緊張を和らげる効果があります。
リクライニングと連動するタイプであれば、背もたれを倒した際にも頭部を支え、休憩時のリラックス性が高まるでしょう。
また、ヘッドレストの形状にも注目するとよく、カーブが浅いタイプは首の自由度が高く、深いタイプは頭部を包み込むように支えます。
姿勢保持だけでなく、集中力維持や肩こり予防にも役立つため、長時間のオフィスワークを快適に行いたい人に適した機能です。
ロッキング強度調整
ロッキング強度調整は、背もたれを倒すときの反発力を自分好みに調整できる機能です。
作業中の姿勢や体重に合わせて適切に設定することで、自然な揺れと安定感を両立できます。
強すぎると背もたれが動かず、弱すぎると姿勢が崩れて腰に負担がかかるため、バランスの取れた設定が大切です。
仕事中はやや強めに設定し、集中作業時の安定性を確保します。
一方、休憩時は軽めにして背もたれに体を預けると、リラックス効果が高まり、血流促進にもつながるでしょう。
ロッキングの揺れは軽いストレッチ効果を生み、筋肉の緊張をほぐす作用もあります。
自分の体重に合わせて適した強度を見つけることで、長時間のデスクワークでも疲れを感じにくく、腰痛予防にも効果的です。
腰痛対策ができるおすすめオフィスチェア
日常的に腰痛対策をするには、オフィスチェア選びが欠かせません。
なかでも、以下は腰痛対策の観点からおすすめできます。
腰痛対策ができるオフィスチェア
- アクト
- サブリナハイバック
- サブリナ
- コンテッサ
- セレーオ
- バロン
- エトス
オフィスチェア選びに迷っている人は、参考にしてください。
アクト

イトーキのアクトチェアは、さまざまな調整機能によって正しい姿勢を保ちやすく、腰痛対策にも適したオフィスチェアです。
ハイバック+ヘッドレスト構造で上半身全体を支え、荷重を分散して腰への負担を軽減します。
背面メッシュは通気性が高く、長時間の着座でも快適です。
4Dリンクアームで肘位置を細かく調整でき、肩や首の緊張を和らげる効果もあります。
座面の昇降・スライド調整やリクライニングロック機能により、体格や作業姿勢に合わせ、適したポジションを維持可能です。
ただし、ランバーサポートの有無はモデルによって異なるため、腰部の支えを重視する場合はクッションの併用を推奨します。
サブリナハイバック

オカムラのサブリナハイバックは、体へのフィット感と姿勢追従性に優れた高機能ワークチェアです。
背もたれと座面が連動して動くシンクロリクライニング機構を搭載し、前傾・後傾の姿勢変化に自然に対応するため、長時間の作業でも腰への負担を軽減します。
リング状のフレーム構造と高通気メッシュ背もたれが背中を包み込み、しなやかさと安定感を両立した座り心地を実現。
また、大型キャスターによって移動時の安定性も高く、快適に使用できます。
腰痛対策の観点でも、正しい姿勢をサポートしながら体圧を分散できる構造が特徴で、長時間デスクワークを行うビジネスパーソンに適した一脚です。
サブリナ

オカムラのサブリナチェアは、独自のリングフレーム構造と高通気メッシュ背もたれにより、背中を包み込むように支える高機能ワークチェアです。
背もたれと座面が連動するシンクロリクライニング機構を搭載し、前傾・後傾の動きに自然に追従することで、腰や背中への負担を軽減します。
3Dまたは4Dアジャストアームは、高さ・角度・前後位置を細かく調整でき、肩や腕の緊張を緩和します。
また、座面は高さと前後スライドが可能で、体格や作業姿勢に合わせた適したポジションを調整可能です。
異硬度クッションを採用した座面は、体圧を分散しながら安定感を保ち、長時間の作業でも疲れにくい設計です。
コンテッサ

オカムラのコンテッサは、快適性とデザイン性を両立した高級ワークチェアで、体へのフィット感と調整機能の豊富さが特徴です。
背もたれはメッシュまたはクッション素材から選べ、ランバーサポート付きで腰を支えます。
首元までカバーするハイバック・エクストラハイバック仕様により、背中全体を包み込むようにサポートします。
座面は異硬度クッションやメッシュ構造を採用し、長時間の着座でも快適です。
シンクロロッキング機構と4Dアジャストアームにより、体格や姿勢に合わせた細かな調整が可能で、自然な姿勢を維持できるでしょう。
アルミダイキャストフレームによる高い剛性と上質なデザインで、耐久性・高級感ともに優れた一脚です。
セレーオ

オカムラのセレーオは、座る人の体に自動でフィットし、腰と骨盤を支える高機能オフィスチェアです。
姿勢に合わせて背もたれが追従するため、どのように座っても自然なサポートを得られ、腰への負担を軽減します。
背面は通気性の高いメッシュ、座面は布張り仕様で、長時間の着座でも蒸れにくく快適です。
リクライニングロック、座面スライド、可動肘など調整機能も豊富で、自分の体格や作業姿勢に合わせ適したポジションに調整できます。
柔らかな曲線デザインと落ち着いたベージュカラーが上質な印象を与え、オフィスにも在宅環境にもなじみます。
快適性とデザイン性を両立し、腰痛予防と姿勢サポートに優れたチェアです。
バロン

オカムラのバロンチェアは、高い機能性を兼ね備えたロングセラーのワークチェアです。
グッドデザイン賞・iFデザイン賞などを受賞しており、シンプルかつシャープなフォルムが特徴です。
新開発のメッシュ背面は通気性と耐久性に優れ、座面の布張りクッションが安定したサポートを提供します。
独自の「くるぶし支点リクライニング」により、背もたれが体の動きに自然に追従し、腰や背中に無理のない姿勢を保てます。
長時間座っても疲れにくく、デザイン性と快適性を両立した高品質チェアです。
エトス

コクヨのエトスは、軽快なメッシュ素材と高い調整性能を備えたオフィスチェアです。
背面は高収縮糸を使用した2重構造メッシュで、弾力性と通気性を両立し、包み込むようなホールド感を実現しています。
座面は布張りで安定したサポートを提供し、ブルーカラーのデザインがオフィス空間を明るく演出します。
座面スライドやリクライニングロック、ランバーサポートにより、腰部を支えつつ体格に合わせた微調整が可能です。
幅640mm・高さ990mmのコンパクト設計で、省スペースなデスク環境にも適応。
長時間のデスクワークでも姿勢を保ちやすく、快適な作業環境を支える一脚です。
オフィスでできる腰痛対策3選
腰痛は、日常の姿勢やちょっとした習慣の積み重ねによって悪化することが多いです。
しかし、オフィス環境でも意識的におこなえる対策を取り入れることで、負担を大幅に軽減できます。
オフィスでできる腰痛対策をまとめると、以下のとおりです。
オフィスでできる腰痛対策
- 腰に負担がかからない姿勢で座る
- ランバーサポートの位置を調整する
- 定期的に立ち上がる
オフィスチェア以外にも気軽にできる対策なので、参考にしてください。
腰に負担がかからない姿勢で座る
腰痛を防ぐ基本は、骨盤を立てた正しい姿勢を維持することです。
背もたれに深く腰をかけ、背中を支えられる位置に座ると、腰への圧力が分散されます。
座面の奥行きが合わない場合は、背もたれとの間にクッションを入れるのも効果的です。
足裏全体が床につくように調整し、ひざの角度が約90度になるよう意識すると、骨盤が自然な位置に収まります。
また、背中を丸めたり、浅く腰掛けたりする姿勢は腰椎に過度な負担をかけるため避けましょう。
長時間座る場合でも、姿勢を整えるだけで腰への負担を大きく減らせるでしょう。
ランバーサポートの位置を調整する
ランバーサポートは、腰を支えるための大切なポイントです。
位置が高すぎると背中ばかりが押され、逆に低すぎると腰を十分に支えられず、かえって疲れの原因になります。
理想的な位置は、背骨のカーブに沿って腰の最もくびれている部分を支える位置です。
座る人の体格によって適切な位置は異なるため、調整機能付きのチェアを活用しましょう。
また、サポートの硬さにも注意が必要で、やや弾力のある素材が自然な姿勢を保ちやすいです。
日常的に位置を確認・調整することで、長時間の作業でも腰の安定性を保ち、痛みの予防につながります。
定期的に立ち上がる
長時間座り続けることは、腰痛の大きな原因の一つです。
そのため、30〜60分に一度は立ち上がり、軽いストレッチや歩行を取り入れることで、血流を促進し筋肉の緊張を和らげられます。
とくに、腰回りや太ももの筋肉は、同じ姿勢を続けると硬直しやすく、結果的に腰椎への負担が増します。
立ち上がった際に肩を回す、背伸びをするなど簡単な動作でも効果的です。
昇降デスクを導入して立ち作業を取り入れるのもおすすめです。
座りっぱなしを避ける意識を持つだけで、慢性的な腰痛のリスクを大きく減らせるでしょう。
まとめ
腰痛対策は、特別なトレーニングをしなくても、日常の姿勢や習慣の改善で十分に実践できます。
正しい座り方・チェアの調整・こまめな休憩を意識するだけで、腰への負担は確実に軽減されます。
オフィス環境を見直し、無理なく続けられる方法で腰を守りましょう。








